作業概要
変圧器にPCB含有が判明したので更新工事を行いました。PCB処分期限までに余裕を持って対応でき安心しました。
工事内容について
変圧器2台の更新工事です。変圧器の運び出しと変圧器の設置は別業者に実施してもらいました。
主任技術者としての担当作業
検相確認、停電操作、変圧器設置後の確認、復電操作を行いました。
工事前の検相確認
変圧器更新工事にあたり、工事前の相順を確認しました。更新後に相違がないようにするための重要な確認作業です。
相順確認の目的
相順が入れ替わると機器の誤動作や設備トラブルにつながるため、工事前後で同一であることを確認する必要があります。
検相確認の実施状況
検相器を使用して各相の相順を確認し、記録を取りました。更新工事後に同じ相順であることを確認する基準とします。

変圧器更新工事の立会い
電気主任技術者として事故がないように確認と指示を行います。
複数業者で作業だったので、作業内容の確認と作業開始合図を出すまでは作業着手しないように声掛けをしました。
停電操作の実施
担当者さまから停電の了承を得て停電操作を行います。また、非常用発電機があったので起動しないように手動モードにしブレーカーを切りにしてから停電操作をしました。
放電作業の確認
残留電荷があり触ると感電する恐れがあるので放電作業をします。放電完了後に作業開始合図を工事業者に行います。
変圧器更新後の確認作業
送電しても大丈夫か確認をします。間違いがあると事故の恐れがあるのでしっかり確認をしました。
タップ位置の確認
変圧器の蓋を開けてタップ確認をしました。更新前と同じタップであることを確認しました。蓋を開けたついでに油量の確認もしました。
接地状態の確認
変圧器のA種接地とB種接地の確認をしました。接地抵抗計で測定して数値に異常ありません。

復電操作
工事業者から施工完了の報告を受けた後に最終確認をして復電に入ります。工事業者でも施工の確認をしていますが、こちらでも問題ないか確認をします。
復電前の最終確認
目視で異常がないか確認、ネジの緩みがないか手で触って確認を行います。その後、復電前の高圧絶縁測定で地絡箇所がないか確認し複電操作に入ります。
復電後の異常有無の確認
低圧回路の一次側幹線まで送電したら検相確認と電圧確認をします。異常がないことを確認後、低圧ブレーカーの投入と非常用発電機の復帰を行います。
まとめ
変圧器更新工事では、更新作業そのもの以上に、その前後の確認と管理が重要になります。
停電操作から放電、検相確認、接地確認、タップ確認、復電までを一貫して管理することで、設備を安全な状態で引き渡すことができます。
保安管理を外部委託されている場合でも、このような立会い・確認を行うことで、安心して設備を運用していただけます。

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