都内で竣工試験の応援に行きました。
耐圧試験が終わった後、シーケンス試験を実施しました。
シーケンス試験では、警報用電源に外部電源を接続し、実際に警報表示や動作機器が正常に作動するかを確認します。
今回は少し戸惑う場面がありました。
それはコンデンサ用VCSの投入方法です。
私の経験では、投入スイッチを操作してVCSを投入する設備がほとんどでしたが、今回はそのスイッチが見当たりませんでした。
盤内を確認すると、力率調整器でVCSを制御する方式になっていました。
【写真:力率調整器】

現場で操作方法が分からなかったため、メーカーの説明書を確認しました。
C1またはC2表示の下にあるディップスイッチを、
「自動」→「手動ON」
へ切り替えることで、設定時間経過後にVCSが投入される仕様でした。
操作後、数分待つとVCSが正常に投入されました。
その後、異常警報試験を実施し、VCSが正常に遮断されることも確認できました。
説明書を読むと、設定を変更することで投入までの待ち時間を短くすることもできるようでした。
私が確認した手順は次のとおりです。
- 「自動/設定」ボタンを押す
- 「表示切替」ボタンを中央左側が「dEL」になるまで押す
- 「↑」ボタンで中央右側の表示を「2」に変更する
- 「確定」ボタンを押す
ただし今回は、現場で設定を変更して元に戻せなくなるリスクを避けるため、この操作は実施しませんでした。
事務所へ戻ってから説明書を読み直し、操作内容を理解しました。
その他のシーケンス試験も問題なく終了しました。
普段とは違う操作方法だったため最初は焦りましたが、説明書を確認しながら対応することで無事に試験を終えることができました。
初めて扱う機器に触れることができ、とても勉強になった現場でした。
今回は竣工試験の応援として現場へ伺いましたが、普段は横浜市を中心に自家用電気工作物の保安管理業務を行っています。
横浜・湘南・東京都内・船橋エリアなどで受託実績があります。
保安管理をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

