平塚市の60kVA設備で年次点検を実施しました。
この現場はPAS(気中負荷開閉器)を使用している設備です。
PASに取り付けられているSOGは戸上製の「LTR-R-D」でした。
【写真:戸上製LTR-R-Dの全景】

この機器には「微地絡検出機能」が搭載されています。
私は今回の現場で初めてこの機能を見ました。
微地絡検出機能とは、需要家設備内でIo整定値とVo整定値の50%以上の地絡電流が発生した場合に表示される機能です。
通常の地絡事故として動作するレベルではなくても、絶縁性能が低下し始めている兆候を確認することができます。
また、この表示は自動で復帰するのではなく、復帰ボタンを押すまで保持されます。
この現場では警報盤などへの出力はしていませんでしたが、月次点検時にSOGの表示を確認することで、過去に微地絡が発生していなかったか確認できます。
もし表示が出ていれば、設備内の絶縁性能が低下している可能性があります。
事故や停電につながる前の段階で異常の兆候を把握できるため、お客様へ設備更新や詳細調査をご提案する判断材料にもなります。
保安管理業務では、実際に事故が発生してから対応するだけでなく、事故を未然に防ぐことも重要です。
このような便利な機能を持った機器が設置されていると、保安管理を行う立場として非常に助かります。
弊社では横浜市を中心に、車で2時間圏内の自家用電気工作物の保安管理委託業務を承っています。
東京都、千葉県船橋市などでの受託実績もあります。
電気設備の保安管理をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
ご依頼をお待ちしております。

