川崎市の150kVA屋外地上キュービクルで月次点検を実施しました。
点検中にLBS(高圧交流負荷開閉器)の限流ヒューズ予備品が収納されている箱を確認したところ、箱がかなり傷んでいました。
長年にわたって湿気や雨の影響を受けていたためか、箱全体がヨレヨレになっていました。
【写真:ヨレヨレになった限流ヒューズの箱】

限流ヒューズの予備品は普段使用することはほとんどありません。
実際に使用するのは、電気事故などでLBSの限流ヒューズが溶断した際の緊急対応時くらいです。
しかし、そのような緊急時だからこそ確実に使用できる状態で保管されていることが重要です。
そこで箱を開封して中身を確認しました。
幸いにも限流ヒューズ本体に腐食や劣化は見られず、使用に問題がない状態でした。
【写真:箱の中の限流ヒューズ】

今回は今後の湿気対策として、箱ごとビニール袋へ収納し、水分の影響を受けにくい状態にして元の保管場所へ戻しました。
また、限流ヒューズの型式や定格が現在の設備と一致していることも併せて確認しました。
【写真:ビニール袋に入れて保管した状態】

高圧設備では主要機器だけでなく、非常時に使用する予備品の管理も重要です。
月次点検では設備の異常だけでなく、このような保管状態や管理状況についても確認し、必要に応じて改善を行っています。
小さな対応ではありますが、緊急時に確実に使用できる状態を維持することは、設備の安定運用につながります。
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