横浜市内の60kVA設備にて、高圧受電から低圧受電への切り替え工事に伴う停電操作を実施しました。
今回の作業は、
・電力会社様
・工事業者様
・弊社(電気保安管理)
の3社で連携して実施しました。
停電前に相回転を確認
停電操作の前に相回転を確認しました。
工事業者様でも確認しているとのことでしたが、切り替え後の相回転が停電前と一致しているか確認するため、弊社でも測定を実施しました。
結果は逆回転でした。
低圧切り替え後に相回転が変わると、モーター設備などに影響が出る可能性があります。そのため、事前の確認結果を工事業者様へ共有しました。
【写真:相回転確認】

エレベーター停止連絡も実施
今回はお客様の立ち会いがありませんでした。
事前に工事業者様からオーナー様へ停電の案内はされていましたが、エレベーター保守会社への停止連絡について確認したところ、連絡はしていないとのことでした。
停電時に停止連絡がされていないと、エレベーター保守会社が異常と判断して緊急出動する場合があります。
工事業者様はエレベーター停止連絡の経験がないとのことでしたので、弊社で連絡を実施しました。
停電操作を実施
停電操作では、
- LBS開放
- MDS(モールドディスコン)開放
- 無電圧確認
- 放電
を実施し、安全を確認したうえで工事開始を指示しました。
今回はVCTおよび電力メーターの撤去後、電力会社様にて需要家MDS一次側まで停電処置を実施しました。
その後、工事業者様が引込ケーブルおよびMDSの撤去作業を行いました。
【写真:MDSおよび引込ケーブル撤去後のキャビネット】

低圧送電後の確認
工事完了後は低圧受電へ切り替えを実施しました。
建物共用部へ立ち入ることができたため、最後にエレベーターの動作確認を行いました。
異常なく運転できることを確認し、作業を終了しました。
複数業者が関わる工事で大切なこと
今回のような切り替え工事では、複数の業者が同時に作業を進めます。
そのため、弊社から作業開始の指示を出すまでは待機していただくようお願いし、作業範囲や責任範囲を明確にしながら進めました。
停電後は弊社の管理設備ではなくなるため、「どこまで確認するべきか」という判断が難しい場面もあります。
しかし、
- 相回転確認
- 無電圧確認
- 放電作業
- エレベーター停止連絡
など、安全確保のために必要な確認は確実に実施し、専門業者へ任せるべき作業は任せることが重要だと改めて感じました。
設備更新や受電方式変更工事では、各業者が適切に連携することで安全な切り替えが実現できます。
弊社では高圧受電設備の保安管理だけでなく、設備更新工事や高圧から低圧への切り替え工事時の停電操作にも対応しております。
お気軽にお問い合わせください。

