今回は、月次点検中に街灯回路のELB(漏電ブレーカー)が動作しているのを確認しました。
通常の点検だけでなく、このようにブレーカーが「切」になっている場合には、原因を確認していきます。
外灯回路のELBが動作しているのを確認
月次点検中、分電盤を確認するとELBが動作している回路がありました。
回路を確認したところ、外灯に使用されている回路でした。
そこで、絶縁状態に問題がないか確認するため、メガーを使用して絶縁抵抗を測定しました。
【写真:ELBの負荷側でメガーを使用して絶縁抵抗を測定しているところ】

測定した時点では、絶縁抵抗値に異常は確認できませんでした。
お客様に確認すると以前から動作していたとのこと
絶縁抵抗値には問題がありませんでしたが、ELBが動作していたため、お客様に状況を確認しました。
お話を伺ったところ、この外灯回路のELBは以前からよく動作することがあるとのことでした。
また、雨の日に外灯の内部へ水が入っていることが原因ではないかと考えているとのことでした。
以前にも工事業者に確認してもらい、一度は直ったと思っていたそうですが、今回再びELBが動作していたことで、不具合が解消していないことが分かりました。
点検時に正常でも不具合が発生する場合があります
今回、月次点検を実施した時点では、メガーによる絶縁抵抗測定で異常を確認することはできませんでした。
しかし、雨天時など特定の条件で水が浸入している場合には、点検時に異常が確認できないことも考えられます。
そのため、測定結果だけで判断するのではなく、ELBが動作していたことや、お客様から伺った過去の状況についても確認することが大切です。
今回は、ELBが繰り返し動作していることを点検報告書に記載しました。
また、安全のため、再度工事業者に外灯設備を確認していただくようお願いしました。
月次点検で設備の異常や変化を確認します
月次点検では、測定値だけでなく、ブレーカーの状態や設備の外観なども確認しています。
今回のように点検時の測定値が正常であっても、普段と違う状態が確認された場合には、お客様への聞き取りも行いながら状況を確認します。
弊事務所では、自家用電気工作物の保安管理業務を行っています。
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