東京都大田区の350kVA設備で年次点検を実施しました。
今回はOCR(過電流継電器)の試験を行いました。
この設備はCTD(コンデンサ引き外し電源装置)を採用しており、VCBとの連動試験を行うためにCTDへ電源を投入して試験を実施します。
【写真:CTD(コンデンサトリップ電源装置)】

点検中にCTDを見ると、以前経験したトラブルを思い出しました。
別の現場でVCB連動試験を実施していた時のことです。
試験開始当初は問題なく動作していましたが、途中からVCB連動試験ができなくなりました。
配線や試験手順を確認しましたが異常は見つかりません。
そこでCTD本体を確認すると、電源ランプが消灯しており、本体が異常に熱くなっていました。
さらに詳しく確認したところ、放電スイッチが中途半端な位置で固着しており、常に押された状態になっていました。
スイッチを軽く操作して正常な位置に戻すと電源ランプが点灯し、再び正常に試験ができるようになりました。
原因が分かってしまえば簡単な内容ですが、現場では思い込みをせず、一つずつ確認することの大切さを改めて感じた出来事でした。
この経験以降は、復電後にCTDの電源ランプが正常に点灯しているかを必ず確認するようにしています。
過去の失敗やトラブル経験は、その後の保安管理の品質向上につながります。
同じような不具合を見逃さないよう、日々の点検に活かしています。
弊社では自家用電気工作物の保安管理業務を行っております。
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