今回は、東京都内のテナントビルで、UGSと引込ケーブルの耐圧試験の応援に行ってきました。
別の業者さんが保安管理を担当している現場で、耐圧試験を依頼された知り合いの方から、応援の相談をいただきました。
今回使用する耐圧試験機材は、弊事務所で準備して持参しました。
停電前にUGS単体の耐圧試験を実施
まずは、設置前のUGS単体について、停電前に耐圧試験を行いました。
試験前には、UGSが「入」の状態になっていることや、接地の接続状態などを確認しました。
【写真:UGS単体の耐圧試験の様子】

確認を終えてから試験を開始し、UGSの耐圧試験は無事に終了しました。
引込ケーブルの配線完了を待って試験準備
引込ケーブルの耐圧試験は、配線作業が完了してから行います。
現場は6階建て程度のビルで、屋上のキュービクルまでケーブルがつながっています。
工事の進行に合わせて待機し、引込ケーブルの試験準備が整ったのは、UGSの試験から約4時間後でした。
対地静電容量を測定して充電電流を計算
ケーブルの耐圧試験前に、テスターで対地静電容量を測定し、充電電流の目安を計算しました。
今回の測定値は、0.035nFです。
今回の試験条件に合わせた概算では、次のようになります。
0.035 × 3.25 = 0.11375A
mAに換算すると、約114mAです。
【画像:充電電流を計算したスクリーンショット】

今回使用したムサシ製の耐圧トランスの定格二次電流は167mAで、計算上の充電電流が定格内に収まることを確認しました。
耐圧リアクトルも念のため持参していましたが、今回は使用せず、耐圧トランスのみで試験を行うことにしました。
地上側と屋上側で接地を確認
試験前には、ケーブルの金属遮へい層(シース)の接地状態も確認しました。
地上側ではメガーを用いて確認し、屋上のキュービクル側では、依頼者の方が接地の接続状態を目視で確認しました。
離れた場所での作業となるため、それぞれの確認結果を共有してから試験を進めました。
【写真:引込ケーブルの耐圧試験の様子】

実際の充電電流は85mA
耐圧試験中に確認した充電電流は、85mAでした。
事前に計算した約114mAを下回り、耐圧トランスの定格内で試験を実施できました。
引込ケーブルの耐圧試験も無事に終了し、今回の応援作業を終えました。
自家用電気工作物の保安管理は安井電気管理事務所へ
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神奈川県を中心に、横浜・湘南・東京都内などで受託経験があります。
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