電気主任技術者が行うキュービクルの月次点検では、設備の異常を早期に発見することが重要です。
月次点検では、計器の確認・機器の外観点検・漏電電流の測定などを行い、設備が正常に運転しているかを確認します。
この記事では、実際の現場で確認しているキュービクル月次点検のポイントを紹介します。
① キュービクル外観の確認

まずはキュービクルの外観を確認します。
・扉の破損
・サビ
・施錠状態
・周囲に障害物がないか
などを確認します。
キュービクルの周囲に物が置かれていると、点検や緊急対応ができなくなるため注意が必要です。
② キュービクル内部の確認

扉を開けて内部の状態を確認します。
・異臭
・異音
・異常発熱
・虫や小動物の侵入
などがないかを確認します。
③ 電圧・電流メーターの確認

電圧と電流が正常値か確認します。
三相電圧が大きくバランスしていない場合は
・配線異常
・計器故障
・設備トラブル
の可能性があります。
④ 漏電リレーの確認

漏電リレーの表示灯や状態を確認します。
・動作表示
・警報表示
・異常ランプ
などが点灯していないか確認します。
⑤ LBS(高圧気中負荷開閉器)の確認

LBSは受電設備の重要な開閉器です。
・操作機構
・接点部
・異常発熱
などを確認します。
⑥ 変圧器の確認

変圧器は電気設備の中心となる機器です。
・異音
・異臭
・油漏れ
・温度
などを確認します。
⑦ コンデンサの確認

力率改善用コンデンサの状態を確認します。
・膨れ
・油漏れ
・異常発熱
がないかを確認します。
⑧ 接地線の確認

接地線の緩みや腐食がないか確認します。
接地は感電防止や事故防止に重要な設備です。
⑨ がいしの確認

がいしに
・汚れ
・ヒビ
・破損
がないかを確認します。
⑩ 漏れ電流測定

月次点検では漏れ電流測定も実施します。
漏れ電流が増えている場合
・絶縁劣化
・設備トラブル
の可能性があります。
まとめ
キュービクルの月次点検では、小さな異常を見逃さないことが重要です。
日常的に設備の状態を確認することで、重大な事故を防ぐことができます。
当社では横浜市を中心に電気設備の点検業務を行っています。
キュービクルの点検や電気設備の管理でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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