今回は年次点検の応援で現場に入りました。
夜間作業で、当日は雨が降っている状況でした。
■ 絶縁抵抗が1MΩと低下
作業前に絶縁抵抗測定を実施したところ、
所内の数値は 1MΩ とかなり低い状態でした。
このままでは地絡事故のリスクが高い状態です。
■ 絶縁低下の主な原因
今回の絶縁低下の原因として考えられるのは以下の通りです。
・雨による高湿度
・キュービクル内の清掃不足
・古い三菱製LBSの使用(樹脂部が多い)
・支持がいしのビスの錆び
■ 支持がいしのビスの錆び

清掃中に、支持がいしのビスが錆びているのを確認しました。
湿気の影響を受けやすく、絶縁低下の一因になります。
■ 古い三菱製LBSの影響

この現場では古い三菱製のLBSが5台設置されていました。
このタイプは樹脂部分が多く、
経年劣化により絶縁抵抗が低下しやすい特徴があります。
※古い三菱製LBSの詳細は別記事で解説しています
キュービクルの絶縁抵抗が低い原因と対処方法|地絡事故を防ぐためのポイントキュービクルの絶縁抵抗が低い原因と対処方法
■ 清掃後は500MΩまで回復
キュービクル内の清掃をしっかり実施後、再測定したところ
500MΩまで回復
大幅に改善しました。
■ 清掃の重要性
今回のように
・設備の経年劣化
・天候(湿度)
といった条件が重なると、絶縁抵抗は大きく低下します。
しかし、
適切な清掃だけでもここまで回復するケースがあります。
■ まとめ
・絶縁低下の原因は複合的に発生する
・特に湿度と汚れの影響は大きい
・清掃はシンプルだが非常に効果が高い対策
設備担当者には更新の提案も行っており、
今後のトラブル防止につながる対応となりました。
■ 年次点検・電気設備のご相談はこちら
キュービクルの絶縁低下や劣化が気になる場合は、
早めの点検・対策をおすすめします。


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