PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、
古い電気設備に使用されている可能性があり、適切な対応が必要です。
特に
・変圧器
・コンデンサ
・リアクトル
これらの機器はPCB含有の可能性があり、
検査を行わないと廃棄することができません。
本記事では、実際の現場での対応をもとに
・PCB検査の流れ
・採油時の注意点
・処分までの考え方
をまとめています。
■ PCB検査が必要な理由
PCBが含まれている可能性のある機器は、
検査結果がないと廃棄不可
そのため
古い設備がある場合はPCB調査が必要になります。
また
メーカー・製造年によってPCB使用の有無が異なるため
見た目では判断できません
■ PCB対応の全体の流れ
PCB対応は基本的に以下の流れになります。
① PCB検査対象の確認
② 採油(検体採取)
③ 分析調査
④ 結果に応じた処分
特に重要なのが「採油」です
■ PCB採油時の注意点
PCB検査では、機器内部の油を採取します。
【画像①:変圧器の銘板】

【画像②:採油した油】

■ 採油時のポイント
・手袋や工具の汚染に注意
・採取した油の管理
・周囲への付着防止
PCBの可能性があるため、慎重な作業が必要です
■ コンデンサ・リアクトルの注意点(重要)
コンデンサやリアクトルは
採油するとその後使用不可になります
理由
・本体に穴を開けるため
・密閉状態を保てなくなるため
【画像③:コンデンサに穴を開けた状態】

つまり
検査=更新がセットになるケースが多いです
■ PCB検査結果が出るまでの対応
PCBの分析には時間がかかるため
結果が出るまで現場保管が必要
【画像④:現地保管しているコンデンサ】

■ 注意点
・高温時の油漏れリスク
・保管場所の確保
・誤って廃棄しない管理
■ PCB処分の考え方
PCBの有無によって処分方法が変わります
■ PCB含有ありの場合
専門業者による処分(高額)
■ PCBなしの場合
産業廃棄物として処分
この違いで費用が大きく変わります
■ PCB対応の期限について
PCBは
2027年3月31日までに処分が必要
期限を過ぎると
・処分先が減る
・費用が高騰する可能性
・行政指導・命令の対象
早めの対応が重要です
■ PCB関連の現場事例一覧
■ PCB採油・検査の事例
・【横浜市】年次点検・更新工事の実例|VCT・コンデンサ更新とPCB検査・メータースイッチ不具合対応
→ 年次点検と同時にコンデンサ更新およびPCB検査を実施した現場事例です。
・【横浜市】コンデンサのPCB検査(採油)とは?手順・注意点・処分期限を解説
→ コンデンサのPCB採油手順と注意点、処分期限について解説しています。
・【横浜】PCB未対応は危険?コンデンサと変圧器の検査・処分期限と現場対応を解説
→ PCB未対応のリスクと、実際の現場での対応について解説した記事です。
・【横浜市】年次点検でPCB採油とLBSメンテナンスを実施|作業内容と注意点を解説
→ 変圧器のPCB採油とLBSメンテナンスを同時に行った現場事例です。
・【横浜市】変圧器のPCBサンプル採取とは?採油手順と注意点を解説
→ 変圧器のPCB検査における採油方法と注意点について解説しています。
・【東京都大田区蒲田】変圧器更新工事の停電立会い|確認作業と注意点を解説
→ PCBが含有していた変圧器更新工事に伴う停電作業の立会いと確認ポイントをまとめた記事です。
■ コンデンサ更新+PCB対応
・【年次点検・更新工事】VCT・コンデンサ更新とPCB検査・メータースイッチ不具合対応事例【横浜】
・【横浜市】コンデンサのPCB検査(採油)とは?手順・注意点・処分期限を解説
・【横浜】PCB未対応は危険?コンデンサと変圧器の検査・処分期限と現場対応を解説
■ 変圧器PCB調査
・【横浜】PCB未対応は危険?コンデンサと変圧器の検査・処分期限と現場対応を解説
・【横浜市】年次点検でPCB採油とLBSメンテナンスを実施|作業内容と注意点を解説
・【横浜市】変圧器のPCBサンプル採取とは?採油手順と注意点を解説
・【東京都大田区蒲田】変圧器更新工事の停電立会い|確認作業と注意点を解説
■ まとめ
PCB対応は
・検査
・採油
・処分
と複数の工程があり、
適切な判断が必要になります。
特に
コンデンサ・リアクトルは採油=更新
処分方法で費用が大きく変わる
このあたりは事前に把握しておくことが重要です。
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