【横浜】漏電リレーLIG-2の試験方法|年次点検での手順と注意点

年次点検の応援依頼を受けて、リレー試験を実施しました。
担当は SOG、27、漏電リレーです。

LIG-2 

今回、漏電リレーは LIG-2 で初めて試験を行いました。
LIG-2 は電流の大きさだけでなく「電流の向き」まで判定するリレーで、基準となる電圧を印加する必要があるタイプです。

当日は先輩が配線を担当していて、さらに現場もバタバタしていたため、
「どこに試験電圧を入れているのか」をその場でしっかり確認できませんでした。

帰宅後に取扱説明書を確認したところ、

LIG-2のバック端子

LIG-2のバック端子にはE端子・L端子があり、
ここに試験電圧を印加する構成になっています。

今回の試験でも電圧配線はこの端子間で問題ないことが整理できました。

電圧印加箇所

写真の線番「T3L2」と「T3E2」に試験機の電圧線を配線します。

バック端子と配線の線番が一致しているため、
図面と照らし合わせることで電圧印加箇所を確認できます。

ディップスイッチ

試験時はディップスイッチにより回路を切り離して実施します。
設備側の回路と分離できるため、安全に試験を行うことができます。

・リレーのバック端子 E-L端子間に試験電圧が必要
・外部配線回路図では
 L端子:変圧器2次側
 E端子:D種接地

に接続されていることが明記されていました。

つまり、通常の通電時は E-L間に電圧が印加されている状態であり、
今回の試験でも電圧配線はこの端子間で問題ないことが整理できました。

普段あまり実施しない試験内容だったため、
もし来年も同じ現場に呼んでいただけたら、今度は自分の目で配線位置と電圧印加箇所をしっかり確認したいと思います。

LIG-2の試験配線図

LIG2試験配線

LIG-2の試験配線は上記のようになります。

・電流出力 → ZCTのkt・lt端子
・電圧出力 → LIG-2のE・L端子

電流だけでなく電圧も必要なリレーのため、
電圧配線の確認が重要になります。


リレー試験は、誤配線をしてしまうと機器を破損させてしまう可能性があります。
「たぶん合っている」ではなく、自分が納得するまで

・取扱説明書
・配線図
・端子の役割

を一つずつ確認することの大切さを改めて感じました。

今後も作業を省略せず、図面と仕様を確認しながら、
安全で確実な試験を行っていこうと思います。

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